くも膜下出血とは
「くも膜腔」への出血
くも膜下出血は、脳にある「くも膜」というところに出血が起こる病気です。人間の脳は、何層もの膜に覆われています。それらの層のなかには、「くも膜」と「軟膜」と呼ばれるものがあります。「くも膜」と「軟膜」の間には「くも膜腔」と呼ばれる空間があります。くも膜腔は、通常脳脊髄液で満たされており、脳を衝撃から守ったり、圧を一定に保ったりしています。
くも膜下出血は、脳の表面を走る血管がなんらかの原因によって破れ、このくも膜腔への出血がおこることをいいます。
脳への影響
くも膜下腔への出血がおこると、脳の表面全体に血液が広がります。そうなると、血液が脳の血管を刺激し、脳に様々な症状をもたらします。主には、はげしい頭痛、意識障害、吐き気・嘔吐といった自覚症状となって現れます。発作のあとも、片麻痺や失語症を伴う「脳血管攣縮」や脳全体の機能の低下を招く「水頭症」などの合併症が現れることがあります。
どんな人に多い?
くも膜下出血は、40歳代の病気といわれることもありますが。実際には50歳代にもっとも多いといされています。男性では50歳代、女性では、50歳代~70歳代でピークを迎えます。また、くも膜下出血は男性よりも女性に多い病気で、喫煙や大量飲酒を好む人に多いといわれています。
怖い病気なの?
くも膜下出血がおそろしい病気だといわれるのは、発症すると約半数の人が命を落とすといわれています。さらに、発症後1か月での死亡率も30~65%程度といわれており、非常に高く、生命の危機に関わる病気だといえます。ただすべての人が命を落とすわけではありません。当サイトでご紹介しているブログにもたくさんのくも膜下出血生存者の方々がいます。







くも膜下出血とは







